「革命が起きた」と、この身で体感した。

 この前、テレビでセブンイレブンの特集をしており
今いちばん推したい商品が「金の食パン」であった。

4切れで税込297円という多少高価なものだけど
すごく売れているみたいだ。

そのころバスクチーズケーキを売り始めたセブンに対して
結局お前もミーハーだ!と、不信感を抱いていた尖り状態だったので
「ああん?」と思いながらもさっそく買った。

金の食パン2


この食パンの売りはなんと言っても
”焼かずにそのまま食べても美味しい”
らしい。

焼かなくて、そのまま食べて美味しい~~~??

そんなパンこの世にあるか~~???

BMI高め族は基本的に食べ物の上に何か乗っていないと不安だし、
無色だとすごい不安なわけであって。

特に食パンて!!!
食パンってぶっちゃけ、食パンの上に乗っているものを食べるためのやつじゃん!

食パンにピーナッツバターを塗るんじゃなくて
ピーナッツバターに食パン塗ってるから!


何もなしにピーナッツバターぺろぺろ舐めていたら
さすがに自分自身に冷めるし、世間の目が気になるから
っていう理由で食パンを利用しているやつじゃんね。

たまにそのままピーナッツバター食べちゃうけどね。
幽体しながら食べてる。

金の食パン



私は「焼かなくて美味しいは言い過ぎだ」と思った。

そこで「ほれみろ(笑)」ってそこまで美味しくなかった食パンに笑うために
おすすめの食べ方である
500Wのレンジで35秒チンしてお望み通り”なにも付けず”食べることにした。

恐れおののけ!!!開発部!!!!


しかし、レンジを開けた瞬間から その芳醇でジューシーな香りにうろたえた。
恐れおののいてしまったのはこっちだった。

厚切りの食パンが水分を含んで膨らみ、
女神がなびかせる亜麻色の髪のごとく美しい湯気を出している。


そしてふわふわの食パンを持ち上げると…
もう、もうこの時点で期待値大爆発。完敗である。

持っただけなのに分かる「美味しい」
そして持っただけで、期待が膨らみすぎて笑ってしまう。

リビングに持って行くのも我慢できず
思わずレンジの前で食べ始めてしまい、そこで革命は起きた。


「ほほほほほほほほっほほ!!!!!!」

おいしすぎる!!!!

ぼっふぼふ!!!
もう、ぼっふんぼっふん!!!

ばいんぼいん!!!

この生食感はなに!?
そして、この甘みはなに!?!?!?

くたくたに柔らかいのに、弾力があり、
もっちもち。
そして潤いを感じるこの食パンは、一体なんなんだ?

耳も柔らかいけど、耳特有の香ばしさが感じられる。


なんて美しいんだ…
本当にありがとう開発部。

そして尖っててすみませんでした。
心の温かさを、あなたたちに思い出させてもらいました。

この金の食パンは
もう何も乗せなくていい、焼かなくていい。

ほんの少し塩をかけるくらいで良い。
(一番いい肉の一番うまい食べ方と同じ)

食べているのはこちらなのに、
包まれている感覚に陥る。

ほんとなんなんですか、柔軟剤つかってます?

そしてこの潤い、水分量の多さ。
まじスイカ。

残ったパンはバター塗ろうかな~とか、
焼きそば乗せちゃおうかな~きゃぴ☆とか
考えていたけどアホアホ!!

もう絶対そのまま!
もったいない!!

せっかくなら焼いたバージョンも食べてみたいな~
とは思うけど、いざ焼こうとすると
とても勿体ない気がしてトースターに入れた食パンを
焦って取り出しては両腕で包んで、「乱暴なことしてごめんよ」とささやいてしまう。


そして、またぼふぼふの食パンを口いっぱいに含みながら
昔、阿藤快が「一番のおいしさは、甘み」
と言っていたことを思い出す。

私は、口中に広がる甘みを楽しみながら
まったくその通りだと思った。